自分のことを無視するなという話

何について書こうかな~最近全然更新してなかったからブログどころか文章をどうやって書いていたかも忘れてしまった。

3月ごろから転職活動をしてみて、でもそれも1か月頑張ったので休憩ということにした。最終面接までいったくせに入社希望日を1か月後で回答したりして落ちたりもした。本当のことを言うと、突然きちんとした会社で週5勤務なんてできる気がしないし、嫌だ嫌だと思いつつ、働け!と自分の社会性が大声をあげるのでどうにか面接もこなしていたけど、もうほんとに嫌。全然企業で働きたくない!

だからって収入源があるわけでもないし、普通に貯金を切り崩して生きているからドキドキだ。ハローワークの職員さんに「ご飯食べれてる?」と心配されたりしたけど、まともに働いていたころの私はめちゃくちゃ堅実なのでしっかりお金をためていた。数字が減るのが嫌いで恐怖すら感じていたので、まだ全然生きられる。たぶん。あんまり余裕こいてるとダメだけどね。

さて、どうやって働くか考えものである。私はやけにこだわりが強い性格なので、まず「嫌だ」と感じたことを仕方ないと思ってやることが全くできない。逆に好きだと思えば限界まで頑張るので厄介だ。それで体調を崩したし、私はもとから体があまり強くない上に、双極性障害もある。というわけで転職活動で重視していたのは圧倒的にワークライフバランスだったのだけど、ここを重視すると楽しそうと感じない職種を選ぶことになるようで、「私事務職って全然興味ないし好きじゃない!」と最近ようやく認識した。あーマジでつまんなそう。自分の存在価値を疑いだしそう。そう思うってことは、合ってないんだろうな。

やりたいことと自分にできることがマッチしている職業が自分に合う仕事ですよ、みたいなのを表にしたやつを高校生の時に見せられた記憶があり、それを今思い出している。それでいうと私はものづくりが得意でそういう仕事をしたい(してきた)という、得意なこととやりたいことがマッチしているラッキーな例なのだけど、いかんせん「きちんとした企業に勤めるのが良いこと」という思考が消えない。高校生の頃の友人たちはみな優秀というか、そういう意味では良い大学に入り、大手企業に勤め、順調にキャリアを重ねている。そういう子たちしか見てこなかったから、私の世界で私はいつも少し落ちこぼれだった。でも実際は、内勤ではなく接客業の友人もいるし、アルバイト掛け持ちで生活してる子もいる。新しく知り合った人たちの生き方は本当に様々だったし、だとすると「とりあえず生きられるように働いてみる」っていう考え方は悪くないと思った。

そういえば去年、友人たちと出かけた際、「とりあえず興味のあることをアルバイトでもいいからしてみてしばらく生活しようかなと思ってるんだよね」と相談してみたことがある。反応は結構あんまりな感じで、特に向かうはバリキャリ!という感じの友人は、はっきり口には出さないけれど否定的な理解できないという雰囲気だった。本当はその日、いろいろ考えていることを相談しようと思っていたのだけど、怖くなってやめた。何も彼女が悪いのではなく、私たちが気づいたら全然別の場所に来てしまっていただけの話である。仕方ない。

転職活動をする中で実は一社内定が出ていたのだけど、行くかどうかかなり迷っていた。迷っているということは行きたくないということだと本音ではわかっていながらも、何の気なしに恋人に話してみると「結局はあなたが行きたいかどうかだよ。あなたは今なにをしたいの?」とめちゃくちゃ当たり前なことを言われた。何がしたい……。私はいつも「何が食べたい?」と聞かれてもわからない人だから答えに困るかと思ったけれど、案外すぐに「服を作ってみたい」と答えていた。じゃあこの前見に行った服飾学校に行かなきゃね、と言われ、まぁそこに行く気は全然ないんだけど、でも自分が何をしてみたいと感じてるのか客観的にとらえる良いきっかけにはなったと思っている。

少し話は逸れるが、私はPodcastをたまに聞く。その中でも『となりの雑談』という番組が好きだ。雑談の人、桜林直子さんとコラムニストのジェーン・スーさんが毎回テーマとも言えないような、なんてことないけどみんなこういうことに悩んだり気にしたりしてるよね、ということを雑談する番組。私はこれを去年から時々聞いている。その桜林さんが昨日SNSで、「どの街のどんな家に住んで何を食べて休みの日にはどこに行きたいか、その理想の生活をぜんぶ叶えて仕事はついででいいよ。という話をした。」と投稿していた。要は「わたしはこれをしたいからする」と自分で決めて選ぶ経験をしないと何をしても人のせいにしてしまうよ、という話で、別に仕事なんかテキトーでいいんだよということではない。でもその通りだと思った。というのも私は自分の機嫌が悪くなったりイライラする理由をなんとなく知っていて、一つは疲れていて眠いのに上手く眠れないとき。そしてもう一つは、自分のしたいように選べないとき。後者は初めはおとなしくしているのだけど、だんだん自分を自分の自由にさせてやれていないことにムカついてきて、最終的に「私は他人にばかり従いたくない!私の好きなようにしたい!私は私のものなのに!」とこらえがたい不快さに包まれる。私は私の言うことを聞いてやれていないとき心底不快なのだ。転職活動中いやだいやだと思っていた理由はこれだと思う。「わたしはこれをしたいからする」と納得できずに転職活動をしていたのだ。

私の好きにさせろ~!と怒っていたのは何も今に始まったことではなく、今まで何度も経験していたのだから、もうそろそろ忘れないでほしい。私はさみしいからと恋人に執着してしまっている時の自分が耐えがたいほど嫌いだし、どれだけ楽しくても友人と会ってばかりいて自分一人で外を出歩く機会がなくなってしまうとかなりストレスを感じる。誰かに自分の軸や時間を預けすぎていると感じた瞬間にそれに耐えられなくなる人間だということを、もう忘れないでくれ。同じ轍を踏みすぎ。いい加減にしてください。とりあえず生きていければいいから、私は私のしたいことをしてください。たのしく暮らしたいね!

切り株の上に乗ってみたくて乗ってみたやつ

最近よく聞くnever young beachのMVを貼っておきます。また時間作って最近行ったところとかまとめます。

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